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2.犬を育てる環境

2021/10/06

2.犬を育てる環境

犬を育てる環境は各家庭で違うと思います。家の中で飼っている方でも普段はサークルの中という場合や部屋で自由にさせている飼い主様。あるいはお庭で飼っているよという飼い主様。

家の中で飼われている方はクレート(扉の閉めれる箱タイプ)に落ち着いて入ってられるように教えておくと過剰な吠え、何でも噛んでしまうといった問題を防ぐのに役立ちます。もちろんお庭で飼われている方もお出かけの時、災害時などに役に立ってくれますよ。

愛犬の運動量
いろいろな問題行動の発端は運動不足です。犬種図鑑などでスポーティンググループ、ハーディンググループに分類されている犬種は毎日かなりの運動量が必要になってきます。ボールなどの『もってこい遊び』が出来ると充分に運動させてあげやすくなりますよ。全力で走りますからね。

精神的刺激
体育の時間の後は疲れましたよね。でも、教室の授業でも頭が疲れました。犬にも頭を疲れさせてあげることも重要なんです。

『バスターキューブ』や『デンタルコング』といった食べ物を中に入れられるおもちゃが長い間遊んでくれる良いおもちゃです。器用に手を使ったり、おもちゃを立てたり、咥えて放り投げたりして、中の食べ物を出そうと頭をフル回転させてくれますよ。

スポーティンググループ
ラブラドール・レトリバー
ゴールデン・レトリバー
イングリッシュ・スプリンガー
アメリカン・コッカー
イングリッシュ・セッター
ワイマラナーなど

ハーディング・グループ
シェットランド・シープドッグ
ウォルシュ・コーギー
ボーダー・コリー
ジャーマン・シェパードなど

1.犬の観察力

2021/10/06

1.犬の観察力

いろいろなお宅をお伺いしますが、愛犬はホントによく飼い主様を観察しています。そして、見ているだけで飼い主様の普段の愛犬との接し方がよくわかります。

犬は楽しいことが好きです。お散歩、おもちゃ遊びやご飯の時間などいろいろあると思います。その楽しい時間がいつ起こるかを毎日の生活の中で学習しています。

ジャンパーを着る=お散歩へ行く
リードを持ってくる=お散歩へ行く
車の音が聞こえる=飼い主様が帰ってきた
ご飯の食器の音=ご飯の時間

他にもいろいろなルールが各家庭であると思いますが、こういったルールを愛犬が理解しても別に困らないと思います。

しかし、同じルールで困った行動を学習していることも多々あります。良くご存知だと思いますが、『要求吠え』がその1つですよね。吠えたら関心を持ってもらえるというルールです。他にもいろいろな飼い主様の習慣を愛犬は見抜いていますので、困っていることがある時には一度見直してみてくださいね。