いぬのお話 – ページ 3

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3.褒めてしつけよう

2021/10/06

3.褒めてしつけよう

犬には得意なことと不得意なことがあります。

犬に『それはダメ!!』と、してはいけないことを教えていくよりも『それいいね』『かしこいね』と出来たことに対して褒めてあげるほうが理解してくれます。例えば、スリッパを噛んだら「怒る」よりも、噛んでも良いものを与えてあげるほうが、その結果スリッパを噛まなくなります。

もし、トイレトレーニングが上手くいかない場合、間違った所でした時に『そこでしたらダメ!』と怒っていませんか?一度、上手くできた時だけ『かしこいねぇ』と言いながらおやつをひとつあげてみましょう。

褒めてしつけるトレーニングは子どもも楽しく行えますし、フリスビーやアジリティなども犬自身が楽しみにやる気満々でしてくれます。

2.トレーニングの種類

2021/10/06

2.トレーニングの種類

モチベーショナルトレーニング
「モチベーションを高く持つ」といった言葉がありますが、そのモチベーションです。つまり、犬がやる気をもって行動してくれるようになるトレーニングです。例えば、「おすわり」と飼い主様が言ったら、喜んで座り、「おいで」と呼ぶと、「待ってました」とばかりに来てくれ、お散歩では愛犬も楽しく歩いてくれる、そんないきいきした犬育てのトレーニングです。

ご褒美トレーニング
愛犬が喜ぶものすべてがご褒美になります。望んでいる行動を愛犬がしてくれた時にどんどん褒めて、その行動を覚えていくトレーニングです。おもちゃ、おやつ、お散歩、お出かけなど、いろんなものをご褒美に使っていきます。

クリッカートレーニング
クリッカーという「カチッ」と音が鳴る道具があります。この音が声で「いい子」と褒める代わりになります。犬にとっては分かりやすいトレーニングです。タイミングが大事なトレーニングですので、飼い主様にしっかり教えさせていただいています。

1.犬の観察力

2021/10/06

1.犬の観察力

いろいろなお宅をお伺いしますが、愛犬はホントによく飼い主様を観察しています。そして、見ているだけで飼い主様の普段の愛犬との接し方がよくわかります。

犬は楽しいことが好きです。お散歩、おもちゃ遊びやご飯の時間などいろいろあると思います。その楽しい時間がいつ起こるかを毎日の生活の中で学習しています。

ジャンパーを着る=お散歩へ行く
リードを持ってくる=お散歩へ行く
車の音が聞こえる=飼い主様が帰ってきた
ご飯の食器の音=ご飯の時間

他にもいろいろなルールが各家庭であると思いますが、こういったルールを愛犬が理解しても別に困らないと思います。

しかし、同じルールで困った行動を学習していることも多々あります。良くご存知だと思いますが、『要求吠え』がその1つですよね。吠えたら関心を持ってもらえるというルールです。他にもいろいろな飼い主様の習慣を愛犬は見抜いていますので、困っていることがある時には一度見直してみてくださいね。

1.何故トレーニングをするの?

2021/10/06

1.何故トレーニングをするの?

犬が私たち人間の社会で犬らしい行動をしたらどうしましょう?

犬らしい行動とは、吠える、噛み、スリッパなどを噛む、いろんな所でトイレをする、飛びついたりしてはしゃぐ、など他にもいろいろあると思いますが、非常に困りますよね。しかし、こういった行動は犬にとって『ふつう』の行動なんです。

例えば、吠えている時に叱られたら、「なぜ吠えたらパパ、ママは怖い口調になるんだろう?」と叱られてる理由が分かりません。だって吠えるには吠える理由があるはずですから。「不審者が来たぞ!」とか。ですから、吠える理由を考えてあげたり、吠えないことを褒めてあげたりして、私たちから人間社会のルールやマナーを教えてあげる必要があるんです。

もし、トレーニングを行い、誰からも受け入れられ、飼い主様も愛犬との生活に不安や不満がなくなれば、これからもっと楽しい犬生活が待っています。